施設のご案内

し尿処理施設

川俣方部衛生処理組合建物 川俣方部衛生処理組合内部 川俣方部衛生処理組合内部 川俣方部衛生処理組合内部 川俣方部衛生処理組合内部
名称 川俣方部衛生処理組合 し尿処理施設
事業主体 川俣方部衛生処理組合
所在地 〒960-1401 福島県伊達郡川俣町飯坂字下戸山9-4
敷地面積 6,250㎡
処理方式 標準脱窒素処理⽅式+高度処理(加圧浮上・オゾン脱色・二層沪過)
処理能力 60kℓ/1日
放流水質
水素イオン濃度(pH)
5.8~8.6
生物化学的酸素要求量(BOD)
10mg/ℓ以下
化学的酸素要求量(COD)
30mg/ℓ以下
浮遊物質量(SS)
15mg/ℓ以下
全窒素(T-N)
15mg/ℓ以下
全リン(T-P)
1mg/ℓ以下
大腸菌群数
3,000個/mℓ以下

し尿処理の流れについて

家庭や事務所から排出されるし尿や雑排水を、肥料と綺麗な水にするまでの流れをご紹介します。

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家庭から運ばれてきたし尿からし渣(トイレットペーパーなど)を取り除きます。

2

微生物が空気の力を借りながらし尿の中の有機物を食べて窒素ガスに変えます。

3

汚泥と水分を重さの違いや目には見えない小さな孔のあいた膜を通して分けます。

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汚泥と分けられた水は、水槽の中でオゾン空気によって色の成分が分解され、無色の水になります。

分けられた汚泥は…

汚泥は脱水機で脱水した後、「有機入りおでい肥料」となり農地へ運ばれます。
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さらに水はろ過された後に、活性炭でとても小さな粒子まで取り除かれ、仕上げに消毒されて処理施設から広瀬川へ流れて行きます。

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し尿から出る臭いは、臭いの強さに応じて、微生物や薬品、活性炭で消されます。

分けられた汚泥は…

汚泥は脱水機で脱水した後、「有機入りおでい肥料」となり農地へ運ばれます。

し尿処理のQ&A

し尿は、みんなのうんちやおしっこのことです。し尿は、し尿処理施設や下水処理場できれいな水にして自然に戻します。

し尿処理施設は、家庭のくみ取り尿と浄化槽汚泥を処理します。
下水処理場は、家庭の水洗トイレ、お風呂、台所から出る水と、工場やビルから出る汚れた水を処理します。

し尿を川や海に流すと、川や海が汚れて自然が壊されたり、伝染病が広がったりします。そこでし尿をし尿処理施設や下水処理場に集めて、綺麗な水にしてから流すことで自然やみんなの生活環境を守っています。
し尿処理施設や下水処理場はとても大切な施設です。